東京で夏季オリンピックが開催され、世界中に元気と笑顔を届けた2021年も終わり、新たな年が始まりました。日本など世界の多くでは一月一日が一年の始まりとなりますが、中国などの中華圏では旧正月という伝統的な祝日があります。今年は二月一日が旧正月とされており、中国旧暦ではその日がもう一つの一年の始まりとなります。
日本で言う三が日の様に、中華圏の人々にとって最も大切にしている日です。そしてこの時期を春節と呼び、数日前から準備が始まります。日本ではお正月に向けてお飾りやお節を用意しますが、中華圏では赤い灯篭という提灯の様な飾りや縁起の良い物を、お家やお店、そして町中に飾られています。花火や爆竹など派手なものから、日本と同じくお年玉を用意したりと、国を上げて盛り上がる時期でもあります。
日本ではあまり馴染みのない伝統かもしれませんが、今年は冬季オリンピックの年でもあり、東京からの熱気を北京が引き継ぐことでしょう。世界中が中華圏に注目する、2022年。これを機に中華圏の文化に触れてみる良いチャンスです。
GINZA XIAOMA(銀座ショーマ)も銀座本店はもちろん、香港でもお店を構えていますので、春節の大切さをよく知っています。今回は多くの方に少しでも春節のことを知ってもらおうと思い、エルメス専門店のGINZA XIAOMAらしくエルメスのコレクションで春節をお祝いします。
春節のメインカラーはやはり、レッドカラー。国中が赤一色となり、華やかでおめでたい色として古くから愛されています。
カラーの種類が豊富なエルメスには、もちろん数多くのレッドカラーが存在します。ルージュヴィフやルージュカザック、ヴォーミリオン…レッドカラーと言っても、様々な色合いが存在し、それぞれがエルメスアイテムをさらに美しく引き立て、異なる魅力を表現します。
今回は新年を記念して、エルメスのレッドカラーコレクションをご紹介しましょう。いきなり赤い提灯や花火を用意しなくても、いつものコーデに赤を添えることで、新年をお祝いできますね。
様々な色合いで展開される、エルメスのレッドカラーコレクション。エルメスの代表的であるバーキンやケリーといったバッグラインから、バックルやスカーフなどのアクセサリーでも美しい赤を楽しめます。少しだけお勧めのラインナップをご紹介しましょう。
まず最初は、エルメスの代名詞とも呼べる、バーキン。
デイリーだけではなくビジネスシーンでも活躍が期待できるサイズ35に、ルージュカザックというエプソンレザーなどのカーフ素材と相性抜群のレッドカラーを使用しています。2012年から展開するお色で、華やかでありながら、落ち着いた深みのある色合いが魅力的です。シックなコーデのアクセントにもぴったりなアイテムとなります。
そしてバーキンと並び、不動の人気を誇る、ケリーバッグ。その長い歴史の中でも、多くの女性を虜にしてきました。今回は2018年に限定発売され、ケリーの人気に火を付けた、ケリーレターをご紹介。
バッグのフロント部分にはHERMESのアルファベットがモチーフとされるデザインが施され、今回の場合はMを表現しています。そしてこちらのアイテムはレッドカラーで統一され、新年のお祝いにぴったりです。
ボルドーとも呼ばれる深みのあるルージュアッシュをベースに、フランス語で「朱色」を意味する復刻カラーのヴォーミリオン、そしてガーネットを彷彿させる魅惑のルージュグレナを使用。三つのレッドカラーを楽しめるアイテムとなります。
他にもボリードやコンスタンスなどのバッグラインから、バックルなどのアクセサリーまで。XIAOMAでは、2022年から始める新スタイルにぴったりな、レッドカラーコレクションを公開中。ぜひチェックして、新年に相応しいエルメスアイテムを見つけてください。