両手が空いて、気軽に持てる。それでいて、上質で長く愛せる――そんな理想を叶えてくれるのが、エルメスのショルダーバッグです。
近年では「日常でも気軽に使えるエルメス」を探す方が増え、従来のフォーマルイメージから“使える資産”として、エルメスのショルダーバッグに注目が集まっています。
本記事では、デフォルトでショルダーストラップが付属するモデルを中心に、別売りストラップで対応できる人気モデルや注目の新作まで、2025年のおすすめショルダーバッグ10選+注目モデルを厳選してご紹介。購入前の不安や疑問にも丁寧にお答えします。
「バーキンやケリーは素敵だけど、もっと気軽に持てるエルメスが欲しい」
そんな声に応えるように、ショルダーバッグタイプのモデルが近年注目を集めています。
両手が空く実用性と、エルメスならではの上質さを兼ね備えた名品たちは、日常にも華やかさを添えてくれる存在。
ここでは、エルメスのショルダーバッグがこれほどまでに支持される理由を、3つの視点から紐解いていきます。
日常のお出かけや旅行先、子育てシーンなど、両手が空くバッグはやはり便利。
エルメスのショルダーバッグは、そうした利便性を備えながらも、上質なレザーや洗練されたデザインで“きちんと感”を損なわずに持てるのが魅力です。
カジュアルな装いにもラグジュアリーな空気感を添えてくれるため、シーンを問わず活躍します。
スタンダードサイズのバーキンやケリーに比べてコンパクトなモデルが多いショルダーバッグですが、そこはエルメス。素材や刻印、カラー次第では驚くほどのリセールバリューを持つモデルも少なくありません。
購入時の満足感に加え、将来的な価値まで考慮して選ばれている点も、他ブランドにはない魅力のひとつです。
ワンショルダー・斜めがけ・手持ちなど、モデルによって多彩な持ち方ができるのもショルダーバッグの特長。
例えば同じバッグでも、ストラップの長さを変えるだけで印象が変わり、カジュアルからセミフォーマルまで柔軟に対応可能です。
服装やシーンに合わせて表情を変えられる“使い勝手の良さ”が、エルメスのショルダーバッグの人気の理由として定着しています。
「たくさん種類があって、どれが自分に合うのかわからない」
エルメスのショルダーバッグ選びで迷う方は少なくありません。
ここでは、用途やライフスタイルに合わせた最適なモデル選びのために、5つの視点から選び方のヒントをご紹介します。
通勤や子育て中の外出、旅行や買い物など、日常的に使いたい場合は、両手が空くことが最優先。
エヴリンやジプシエール、24/24のような容量と機能性のバランスが良いモデルがおすすめです。
反対にフォーマルな場では、コンスタンスやルリ(ロウリス)など、デザイン性の高いモデルが活躍します。
エルメスのバッグは、素材によって印象も耐久性も異なります。
例えば、トゴやエプソンは傷が目立ちにくくデイリーユース向き。スイフトやボックスカーフは柔らかく上品で、フォーマル感を求める方におすすめです。
使用頻度やお好みに応じて選びましょう。
ブラックやゴールド、エトゥープなどの定番カラーは、どんなコーディネートにもなじみやすく、ファーストエルメスとしても安心です。
一方、夏にはブルー系やホワイト系、春にはパステル系など、季節に合わせて色を楽しむのもエルメスならではの醍醐味。
ショルダータイプは差し色として取り入れやすいのも魅力です。
財布・スマホ・鍵など最低限の荷物だけなら、ケリームーヴやミニボリードのような“ミニサイズ”がおすすめ。
荷物が多い方は、ジプシエールや24/24などの中型モデルを。
ストラップの長さや太さも使い心地に大きく影響するため、実際の着用イメージをチェックするのも大切です。
エルメスのバッグは「使える資産」としても注目されています。
コンスタンスやルリ(ロウリス)などは、中古市場でも人気が高く、状態次第では購入価格以上で売れるケースも。将来的に手放す可能性がある場合は、カラーや刻印、素材の希少性も意識して選ぶと後悔がありません。
ここからは早速、おすすめのエルメスショルダーバッグをご紹介していきます。
それぞれのバッグの特徴とサイズ・カラー展開、おすすめの方もご紹介していきますので、ショルダーバッグ選びの参考にしてみてくださいね。
エルメスのアイコンともいえる「H」バックルが目を引く、上品でモダンなショルダーバッグ。1967年に登場して以来、時代を超えて愛される定番モデルです。
ストラップが付属し、肩掛けや斜めがけができるため、フォーマルにもカジュアルにも幅広く活躍します。
24、18(ミニ)、14(ミクロ)、エランの4サイズ展開で、ミニはスマホ+小財布が入るコンパクトさ、24は長財布やポーチも収まる安心感があります。
コンパクトながら収納力のバランスが良く、使い勝手の良さも評価されています。
エプソン、ボックスカーフ、スイフトをはじめ、クロコダイルやリザードなどさまざまな素材で展開。
ブラックやエトゥープ、ルージュ系などの定番色はもちろん、シーズン限定の明るいカラーも人気です。ゴールド金具/シルバー金具で印象も変わります。
エルメスらしさが伝わるショルダーバッグをお探しの方や、フォーマルにも使えるショルダーバッグをお求めの方に最適。
サイズ・カラー・素材の選び方次第で、自分だけのスタイルが楽しめるモデルです。
エルメスのなかでも特にカジュアルで実用的な人気モデル。
もともとは馬具を持ち運ぶためのバッグとして誕生し、現在はデイリーユースに最適なショルダーバッグとして定着しています。
TPM(ミニ)、PM、GM、TGMなど豊富なサイズ展開があり、TPMはスマホやミニ財布にちょうど良く、PM以上は通勤バッグとしても使える収納力。斜めがけ前提の設計で、使いやすさも抜群です。
主にトリヨンクレマンスが使われ、柔らかく体に馴染むのが特徴。ブラック、エトゥープなどの定番色に加え、シーズン限定カラーも豊富で、選ぶ楽しさがあります。
カジュアルなファッションが多い方や、エルメスを“普段使い”したい方におすすめ。
初めてのエルメスとしても人気が高く、実用性とブランド感を両立させたい方にぴったりの一品です。
2007年に登場したリンディは、ユニークなシルエットと抜群の収納力で人気を集めるショルダーバッグ。
横長のフォルムとサイドに取り付けられたハンドルが特徴で、ハンド・ショルダーで持てる点が魅力です。
20、26、30、34と幅広く、特に26はデイリーユースにぴったりのサイズ感。間口が広く、荷物の出し入れがしやすい構造で、長財布やポーチ、500mlペットボトルも収納可能です。
クレマンスやスイフトなど柔らかくて軽いレザーが中心。ブラックやエトゥープの定番色に加え、アネモネやブルーニュイなどのカラーも人気です。
荷物が多めの方や、日常から旅行まで幅広いシーンで使いたい方にぴったり。肩掛け・手持ちの両方に対応でき、ファッション性と実用性を求める方におすすめです。
2008年に登場したジプシエールは、ケリーにインスパイアされたフラップデザインと、メッセンジャーバッグのような機能性を融合させたモデル。
ハンズフリーで持てる本格派ショルダーバッグとして、男女問わず人気があります。
ミニ、28、31、34、37などサイズ展開も豊富で、特に31はA5サイズや長財布、ポーチも余裕で入る収納力。太めのストラップと背面ポケットなど、実用性も高く、ビジネスカジュアルにも対応します。
主にトゴやクレマンスなどの柔らかめのレザーで展開。グレーやブラウン系など落ち着いたカラーが人気で、男性にも愛用者が多いモデルです。
きちんと感のあるショルダーバッグを探している方、ユニセックスに使いたい方、ビジネスカジュアルに取り入れたい方におすすめ。
実用性と重厚感を両立したい方にぴったりです。
洗練されたスクエアシルエットと、ジュエリーのようなメタル金具が印象的なルリ(ロウリス)は、エルメスの中でも上品で都会的な印象を持つショルダーバッグ。
シンプルながら存在感があり、近年注目度が高まっているモデルです。
主にミニ(18)と標準的な23の2種展開。ミニはスマホ・ミニ財布などが収まるサイズ感、23サイズなら長財布も収納可能。
仕切り付きで整理もしやすく、コンパクトでも実用性があります。
エヴァーカラーやスイフトといった柔らかなレザーが中心。中間色やニュアンスカラーが多く、上品でモダンな印象。ゴールド金具とパラジウム金具などのバリエーションもあります。
コンパクトで上品なショルダーバッグを探している方にぴったり。
特に、フォーマルすぎず、きれいめな装いが多い方や、普段のコーデに“静かな主張”をプラスしたい方におすすめです。
アルザンは、5WAYで使える高い機能性とカジュアルなデザインで人気のショルダーバッグ。
トート、クラッチ、ショルダー、クロスボディとスタイルに応じて自在に変化できる、珍しい構造が魅力です。
ミニ(Halzan Mini)と標準サイズの2種。ミニでもスマホやミニ財布が収まり、標準サイズなら長財布やポーチも余裕で収納可能。ストラップの長さ調節により、斜めがけも肩掛けも対応できます。
主にスイフト素材で展開され、しなやかな質感が特徴。エトゥープ、ゴールドなどの中間色が人気で、軽やかで優しい雰囲気を演出します。
1つのバッグをさまざまなスタイルで使いたい方、ラフすぎずきちんと感も欲しい方におすすめ。
オン・オフを問わず活躍する、汎用性の高いモデルです。
エルメス最古のファスナーバッグ「ボリード」のクラシカルな魅力をそのままに、現代のライフスタイルに合わせてコンパクトに仕上げたのがボリード1923 ミニ。
丸みのあるフォルムとミニサイズが愛らしく、ショルダーバッグとして人気です。
スマホ、ミニ財布、鍵やリップなどの必需品が収まる容量で、ちょっとしたお出かけに最適。
取り外し可能なショルダーストラップ付きで、肩掛け・斜めがけに対応します。
エヴァーカラーやエプソン、スイフト、シェーブルなど軽量な素材が中心。
ベーシックなブラックやゴールドから、ポップなシーズンカラーまで豊富に展開され、選ぶ楽しさもあります。
ミニバッグトレンドを取り入れたい方や、上品さと軽快さのバランスを求める方におすすめ。
クラシックなデザインをコンパクトに楽しめる、エルメスらしいミニマルバッグです。
ケリーの優雅なディテールを受け継ぎながら、ミニサイズで軽やかに仕上げられたショルダーバッグ。
上質さとトレンド感を兼ね備えた、現代的なミニバッグとして注目されています。
ミニサイズのみの展開で、カードケースやリップ、小さな鍵などが入る容量。スマホ収納は難しい場合もありますが、必要最低限のアイテムを持ち歩くには十分。
ストラップで斜めがけ・肩掛けが可能です。
スイフトを中心に展開。ブラックやエトゥープなどのベーシックカラーにを中心に、限定色も登場。コレクター人気も高まっています。
エルメスのエッセンスをコンパクトに取り入れたい方、アクセサリー感覚で持てる上品なミニバッグを探している方にぴったり。
イベントやレストランなど、きれいめな場面にマッチします。
丸みのあるフォルムとシンプルなデザインで、年齢やスタイルを問わず愛されるピコタンロック。
もともとは手持ち・腕掛け用のトート型ですが、近年では別売のバンドリエール(ストラップ)を使って斜めがけにアレンジするスタイルがSNSなどで注目されています。
ミクロ、PM、MM、GMなどサイズ展開が豊富。PMはスマホ・財布・ポーチが入る日常使いサイズで、軽くて持ちやすいのが魅力。MM以上は通勤や旅行にも使える収納力です。
主にトリヨンクレマンスを使用し、柔らかくて馴染みやすい質感が特長。ブラックやゴールド、エトゥープの定番色に加え、明るい差し色系も豊富です。
エルメスらしい上質さをカジュアルに楽しみたい方にぴったり。
ショルダー仕様で使いたい場合は、ストラップの長さや太さとのバランスを考えてコーディネートを楽しめます。
“1日中使えるエルメスバッグ”をコンセプトに、2018年に登場した新世代のアイコンバッグ。
クラシックなフラップデザインとモダンなシルエットが融合し、ハンドでもショルダーでも使える2WAY仕様で高い人気を誇ります。
ミニ(21)、29、35などのサイズ展開があり、特に29はデイリー使いに最適なバランス。広めのマチで収納力があり、ビジネスシーンでも活躍します。
ミニサイズは軽量でミニマル派にも人気です。
エヴァーカラー、トリヨン、スイフトなど柔らかなレザーや、マチとボディに異素材を組み合わせたバイマテリアル仕様が特徴的。エルメスらしい中間色やナチュラルカラーが多く展開されています。
通勤や出張など、オンオフをまたぐライフスタイルの方にぴったり。
ケリーやバーキンよりも軽やかに持てる一方、上品さと収納力をしっかり兼ね備えています。
▶︎24/24(ヴァンキャトル)を探してみる(XIAOMA公式)
「おすすめ10選」で紹介したモデル以外にも、エルメスには個性的で魅力的なショルダーバッグがたくさんあります。
ここでは、通な選び方を楽しみたい方や、人と被らないモデルをお探しの方に向けて、注目すべきエルメスショルダーバッグをまとめてご紹介します。
モダンな曲線デザインと柔らかなレザーが魅力の新世代モデル。取り外し可能なストラップ(バンドリエールなど)があれば肩掛け・斜めがけも可能です。
ケリーのようなフラップデザインに、カジュアルなキャンバス素材を掛け合わせたモデル。軽さと容量のバランスが抜群です。
細長いフォルムが特徴の派生モデル。よりスタイリッシュにコンスタンスを楽しみたい方におすすめです。
ウエストにも肩にも掛けられるユニークなベルトバッグ。斜めがけで持てば、スタイリングのアクセントに。
▶︎インザループ ベルトバッグを探してみる(XIAOMA公式)
シャープなフォルムとミニマルな金具が特徴。アート性の高いモデルで、シンプル派に人気。
曲線を活かした上品なフォルムと、カーブした金具が印象的。小ぶりでエレガントな装いにぴったり。
ケリーの美しさをそのままに、斜めがけやウエストポーチなど、5通りの持ち方ができる万能バッグ。
エルメスのショルダーバッグは、どこで買うかによって入手難易度や価格、状態に大きな違いがあります。
ここでは、直営店・中古市場・委託販売の3つの選択肢を比較し、それぞれのメリット・注意点を解説します。
エルメスブティックでの購入は、品質面での信頼が何よりの魅力。ただし、人気モデルは希望の色・サイズをすぐに入手するのが難しいこともあります。
さらに販売員との関係構築などが影響すると言われています。
リユースショップやオンライン中古市場では、すでに流通しているモデルから好みのカラーやサイズを選びやすいのが魅力。中には新品、未使用品を見つけることもできます。
価格帯にも幅があり、状態に応じた選択が可能です。信頼できる店舗かどうかや、保証・付属品の有無も確認しましょう。
上質なレザーと洗練されたデザインが魅力のエルメスのショルダーバッグは、適切なケアと保管によって、美しさと価値を長く保つことができます。
ここでは、基本的なお手入れ方法と保管時の注意点をご紹介します。
使用後は柔らかい布でバッグ全体を軽く乾拭きし、汚れや手の油分を取り除いておきましょう。
レザーに水気は禁物なので、濡れた場合はすぐに優しく拭き取るのが鉄則です。
使用しないときは、バッグの中にクッション材(バッグピローや柔らかい紙)を詰めて型崩れを防止します。
直射日光や湿気の多い場所は避け、風通しの良い場所に不織布の袋で保管するのがベストです。
なお、ストラップをかけたまま長期間吊るして保管するのは避けましょう。重みがかかることで、金具のゆがみやストラップの伸び、バッグ本体の型崩れにつながる恐れがあります。
保管時はストラップを外し、本体と一緒に布袋に収めるか、別に保管するのが理想です。
色落ち・角スレ・金具のくすみなどが気になりはじめたら、無理に自分で修復しようとせず、エルメス公式メンテナンスへ。
価値を損なわずにきれいな状態を保つためには、プロの判断が大切です。
A. 年齢に関係なく楽しめますが、30代〜50代の購入者が多く、特に「品格のある日常バッグ」として選ばれることが増えています。
ミニサイズやカラーによっては20代の方にも人気があります。
A. コンスタンスやルリ(ロウリス)のように上品なデザインはワンピースやきれいめスタイルに、エヴリンやピコタンはカジュアルな装いにぴったり。
モデルごとのテイストに合わせて選べば、日常にも特別な日にもマッチします。
A. 世帯年収1,000万円以上の方が多い傾向ですが、中古市場や委託販売を利用して上手に購入される方も増えています。
日常で使いながら価値を保てる「資産バッグ」として、価格以上の価値を見出す方も多いです。
A. 希望のモデル・カラーを確実に入手したいならリセール市場も視野に入れるのがおすすめです。
直営店では入手が難しいモデルも多く、中古なら価格も魅力的です。ただし信頼できる店舗で購入することが前提です。
A. 今回ご紹介した中ですと、コンスタンス、エヴリン、ルリ(ロウリス)などは安定した人気があり、状態が良ければ高値でのリセールも期待できます。
素材、カラーによって価格差が出るため、購入時から意識できるとベストです。
エルメスのショルダーバッグは、日常使いのしやすさと上質な存在感をあわせ持つ“使える資産”。
モデルによってサイズや雰囲気が異なり、持ち方ひとつで印象を変えられる奥深さがあります。だからこそ、ご自身のライフスタイルやお好みに合った一品を見つけることが何より大切です。
「気になるけど、どれが自分に合うのかわからない」
「今持っているエルメスバッグからの買い替えも視野に入れたい」
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