バーキンだけがエルメスではない!エルメスが秘める、無限の可能性


その長い歴史の中で、数多くの人々を魅了し続けている世界的ハイブランド、エルメス。その中でもエルメスバッグは一種のステータスとされ、時計ならロレックス、バッグならバーキンと、価値が変わらない資産として注目されています。

 

エルメスバッグといえば、やはりバーキンでしょう。同じハンドバッグならケリーやショルダーバッグのコンスタンスも、エルメスを象徴するアイテムです。エルメスフリークの間ではエルメスの三大神器として人気を集め、それぞれの頭文字からBKCとも呼ばれています。

 

誰しもが憧れる夢のブランド、エルメス。一度は手にしたいと思う方も多いのでは?でもエルメスの正規店へ行っても、有名なBKCは簡単には手に入りません。エルメスが誇る職人たち、そして素材は年々減少傾向にあります。世界中から人気を集めるBKCはその高い需要に生産が追い付いていない状況で、結果的にその価値をさらに上げているのです。

 

もし夢のBKCを手に入れたとしても、色がコーデに合わない、サイズが身体に合っていない、もう少し機能性が欲しかった。そんなことを思うかもしれません。必ずしも夢のバッグがあなたの理想を叶えてくれるとは限らないのです。

 

ですがエルメスのバッグはBKCだけではありません。定番アイテムであるBKCの他にも、魅力的なバッグが多く展開されています。ピコタン、エヴリン、ガーデンパーティなどなど。豊富なカラーとサイズで展開され、デイリーバッグとしても活躍するほどの高い実用性を備えたアイテムです。

 

今回はそんなBKC以外のエルメスバッグをフューチャー。同じエルメスでも様々な魅力をもつコレクションで、きっと貴方に最適なアイテムが見つかるでしょう。

 

エルメスバッグの始まり、オータクロア


エルメスバッグの始まりで、現在エルメスを支えるバーキンの基となった、オータクロアをご紹介。初めて見た方はバーキンと勘違いするかもしれませんね。オータクロアはバーキンよりも縦に長く収納力も高めで、ハンドルも少し長く持ち運びも便利です。

 

数多く展開するエルメスアイテムの中でも、オータクロアは最も長い歴史を持つデザインで生まれました。最初は馬具を収納するアイテムとしてデザインされ、馬車から車へと時代が移り、いつしかハンドバッグとして注目され始め、エルメスをアパレルブランドとして知れ渡るきっかけともなったバッグです。

 

現在でもその人気を保持しており、最近ではアンティークアイテムとしても注目を集めています。銀座ショーマでも取り揃えていますので、随時チェックお願い致します。

 

世界中の応援で復活した、エールバッグ


バーキンとデザインが同じオータクロアの様に、エールバッグはケリーと同じデザインで、BKC以外のバッグをあまりご存知ではない方でも、すぐにエルメスバッグとわかりますよね。エルメスらしい高品質なレザーと丈夫なキャンバスを組み合わせたアイテムで、デイリーバッグとしても高い人気を誇ります。

 

1998年に誕生し、2006年に一度廃盤となりました。しかし世界中のエルメスフリークからの熱い声がエルメスに届き、2009年に復活。そして今までのモデルにはなかったジップがプラスされ、さらに機能性を高めて帰ってきました。デイリーだけではなく、ビジネスバッグとしても人気です。

 

銀座ショーマではもちろんエールバッグも取り扱っています。エルメスらしいレザーバッグも素敵ですが、耐久性も優れているキャンバスだからこそ味わえる魅力があります。ぜひエールバッグにご興味がありましたら、銀座ショーマにお気軽に問い合わせくださいませ。

 

これからはBKCL?エルメスバッグの新しい定番、リンディ


エルメスのショルダーバッグといえば、やはりコンスタンスを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?でもエルメスには知る人が知る、リンディが存在します。

 

エルメスらしい高品質なレザーを持ちつつ、エルメスらしからぬカジュアルなデザインが特徴的なアイテムです。2006年から登場し、ファンの間で密かに人気を集めていましたが、2019年にミニサイズが発売され、その人気がさらに加速。ミニバッグが流行アイテムとして注目されていたタイミングでの登場は、世界中を虜にしました。

 

ショルダーバッグでありながらハンドルが長く、ハンドバッグとしても使用でき、エルメスの2WAYバッグとしてデイリーからビジネスシーンまで使用されています。BKCとは異なるカジュアルな魅力で人気を博し、昨今ではBKC同様エルメスを代表するアイテムとなりました。ぜひリンディコレクションをチェックしてみてください。

 

誕生から100年以上経った今でも、世界中から愛されているボリード


あなたは世界初のファスナー付きバッグをご存知でしょうか?それまでのバッグといえばバーキンやケリーといった蓋つきのアイテムが主流でした。ですが馬車から車へと移動手段が変わった時代で、蓋つきのバッグでは激しく動く車内の中では安全性が低いとされていました。そんな時にエルメスが発表したアイテムこそ、世界初のファスナーバッグであるボリードです。

 

当初はフランスを代表する高級車メーカーと同じ名前で発表され、1980年台にボリードと一新し、さらに人気を集めました。ボリードの特徴はやはりBKCにはない、外側のファスナーでしょう。そして丸みを帯びたフォルムでバッグ全体が大きく、高い収納力を誇ります。

 

また付属にショルダーストラップがあり、ショルダーバッグとしても使用可能。さらにエルメスを代表するデイリーバッグとして世界中を虜にしています。誕生してから100年以上経過した現在でも、新しいファンを増やすアイテムです。

 

進化を遂げて、さらに魅力をアップしたピコタン


エルメスが現在の様に世界を代表するハイブランドとして展開する前、王室御用達の馬具メーカーとして地位を確立していました。そしてその当時の発想を基にバーキンなどが生まれています。そして、現在はデイリーバッグとして人気を集めるピコタンも、実は馬の餌入れ袋から着想を得たアイテムでありました。

2003年にデイリーバッグとしてエルメスから発売され、そのコロンとしたフォルムで世界中の人々を虜にしたアイテムです。軽量で使いやすいピコタンは近所のお買い物やサブバッグとしても人気を集めました。そしてその人気を得て2008年にエルメスらしいカデナをプラスして、セキリュティを高めたピコタンロックが発売。エルメスのデイリーバッグとしてその人気を確かなものとしました。

ピコタンはBKCに比べて、比較的手に入りやすいアイテムです。エルメス正規店はもちろん、エルメス専門店の銀座ショーマでも豊富な種類で取り扱っております。正規店では見かけない、あの珍しいアイテムも銀座ショーマではお客様に提供可能です。ぜひチェックしてください。

 

エルメスのトートバッグといえば、やはりガーデンパーティ


エルメスを代表するBKC。ハンドバッグやショルダーバッグですが、バッグにはまだまだ種類がありますよね。デイリーやビジネスシーンで使用される方も多い、トートバッグ。エルメスのトートバッグといえば、やはりガーデンパーティでしょう。

広い底部分、しっかりとした台形のフォルム、そして高い収納力。エルメス最強のデイリーバッグ、ガーデンパーティをチェックしましょう。キャンバス生地にアクセントとしてハンドル部分と底部分にエルメスの高品質なレザーを使用し、耐久性も抜群です。またオールレザーで、エルメスらしい高級感も楽しめるシリーズも展開されています。

 

名前の通り、ガーデン用として登場したアイテムで、ガーデンで必要な道具を収納バッグとしてデザインされました。BKC特有のエルメスらしいフォルムやデザインを持ちませんが、その高い実用性と収納力で世界中から愛されています。

シンプルかつ実用的。ガーデンパーティは女性からの支持が高いアイテムで、銀座ショーマでも人気ラインとなります。

 

エルメスのショルダーバッグの原点、エヴリン


エルメスではコンスタンスやリンディなど様々なショルダーバッグが展開されていますが、あと一つ欠かせないアイテムをご存知ですか?コンスタンスよりもカジュアルで、リンディよりも使いやすい、エルメスショルダーバッグの原点であるエヴリンをご紹介しましょう。

 

まず目を惹くのはボディ部分の中央部分に、エルメスを表す大きなHマークがパンチング。独特なデザインでありながら、エルメスらしい技術力の高さが感じられますね。そして今まで紹介したコンスタンやリンディにはない、幅広いショルダーストラップが特徴的です。持ち運びも便利で、通勤や通学アイテムとして人気を集めます。

 

エヴリンは時代によってデザインが変化するアイテムで、その違いを見つけるのも素敵ですね。サイズもカラーも豊富に展開されていますので、あなたにぴったりなアイテムを見つけてください。

 

今回はバーキン、ケリー、コンスタンスというエルメスの人気ラインであるBKC以外のアイテムをご紹介しました。エルメスならBKC!と思っていた方は世界が広がったでしょうか?改めてエルメスバッグの魅力を再認識できる手助けができたら、幸いです。ぜひこれからも素敵なエルメスライフを楽しんでください。