バーキン買取で定価以上を狙うには?高額売却の条件と事例を解説

バーキンは定価以上の買取金額がつくことがあるらしい──そんな話を耳にし、気になって検索された方も多いのではないでしょうか。


一般的なブランド品は、一度使用すると価値が下がってしまうのが普通です。


しかし、エルメスのバーキンなど一部のモデルは、素材や状態、流通状況によっては、定価を上回る価格で売却されることもあるのです。


この記事では、「なぜバーキンは定価以上で売れるのか?」という疑問に答えながら、実際の買取事例や、狙いやすいモデルの傾向、委託販売を使った高額売却のコツまでわかりやすく解説していきます。


「損をせず売りたい」「できることなら定価より高く売りたい」──そんな方にとって、役立つ情報をまとめました。


Table of Contents

バーキンは本当に“定価以上”で売れる?その理由を解説

「買取価格が定価を超えるなんて本当?」──そう思う方は少なくないでしょう。


多くのブランド品は一度使用すると価値が下がるのが一般的ですが、バーキンは例外的な存在といえます。


実際に、人気カラー・素材・サイズが揃ったバーキン25(トゴ/ブラック/ゴールド金具など)では、定価の約1.5〜2倍近い価格で売却されることもあります。


これは単なる偶然ではなく、以下のような市場背景が複合的に作用しているからです。

  1. 年々続く定価改定による価格上昇
  2. 一つひとつ職人の手で作られたバーキンの希少性
  3. 正規店での購入が「顧客との信頼関係に応じた案内制」とされる中、新品が手に入りにくいという構造的な供給制限
  4. ファッションアイテムでありながら、資産性が評価されるラグジュアリー投資先としての価値の高まり


こうした要因から、バーキンは「中古になっても価値が落ちにくい」どころか、「むしろ値上がりする可能性がある」特別なモデルとして注目されているのです。


次のセクションでは、これらの背景をさらにわかりやすく、図解とともに「3つの理由」に分けてご紹介します。


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  1. バーキン買取の相場・高く売るコツ完全ガイド|定価以上も可能?


バーキンが定価以上で売れる3つの理由

バーキンが定価以上で売却される背景には、さまざまな要因がありますが、特に大きな理由は以下の3つに集約されます。



1. 定価が年々上昇している

エルメスは毎年のように価格改定を行っており、特に2023年から2025年にかけては全体で15〜25%ほどの上昇が見られました。たとえばバーキン25(トゴ)の定価は、数年前と比較して20万円以上上がっているモデルもあります。


このため、「数年前に購入したバーキンを今売るだけで、定価超えになる」というケースも十分にあり得ます。価格改定は過去だけでなく、今後も続くと見られており、相場の底上げにつながっています。


2. 正規店での購入が難しく、流通数が限られている

エルメスのバーキンは、全国の正規ブティックで販売されているものの、「初来店で購入できる」ケースは極めて稀です。


実際には、顧客との信頼関係や購入履歴に応じて案内されるモデルが変わるという“案内制”の傾向があります。


さらに、一つひとつ職人の手作業によって作られるため、年間の生産数が非常に限られており、同じものが再入荷するとは限らないという特徴も。


このような「供給制限」が、リセール市場での価格を押し上げる大きな要因となっています。


3. 資産価値としての需要が高まっている

近年、特にアジア圏を中心に「ラグジュアリーバッグを資産として保有する」という価値観が広がっています。


その中でもバーキンは、世界的に「持つだけで価値が下がりにくいバッグ」として知られており、株式や不動産のように投資的に購入されるケースも増加しています。


このような背景から、未使用〜美品のバーキンはリセール市場でも高く評価され、定価を超える価格がつくことが現実のものとなっているのです。


次のセクションでは、どんなモデルが特に「定価超え」を狙いやすいのかを、素材・サイズ・カラーなどの観点からご紹介します。


定価超えでの売却が狙えるバーキンの特徴とは?

すべてのバーキンが定価を超える価格で売却できるわけではありません。


高額買取が成立しやすいのは、いくつかの条件を満たしたモデルに限られます。


ここでは、実際の取引傾向をもとに、「定価超え」が狙いやすい特徴を整理してご紹介します。


1. サイズ:特に人気なのは「バーキン25」「バーキン30」

近年、コンパクトサイズの需要が急上昇しており、中でもバーキン25は世界的に高い人気を誇ります。


特にアジア圏では「小さめのバッグ=上品かつ実用的」というイメージがあり、未使用〜美品のバーキン25は定価の1.5〜2倍で取引されることも。


一方で、バーキン30も「普段使いと収納力のバランスが良い」として安定した人気があります。


サイズが大きくなるほど買取価格は定価に近づく傾向にあるため、バーキン35・40は定価超えになりにくいのが現状です。


2. 素材・カラー・金具の組み合わせ

高額査定が期待できるのは、以下のような組み合わせです。

  1. 素材: トゴ・エプソン・ポロサス(クロコダイル)など人気の高いレザー
  2. カラー: ブラック、エトゥープ、大象灰、ゴールドなど定番かつ希少な色味
  3. 金具: ゴールド金具の方がより高級感が出やすく、評価が高くなりやすい傾向


また、刻印や限定色も価格を左右する要素となります。例えば「ローズサクラ」などの人気カラーは、状態次第でプレミア価格になることもあります。


3. 状態ランクと付属品の有無

当然ながら、状態が良いほど高額での売却が狙えます


特に以下の条件が揃っていると、定価以上での買取が現実的になります。

  1. 未使用〜SAランク
  2. 箱・保存袋・カデナ・クロシェットなどの付属品がすべて揃っている
  3. 購入証明書(レシートやインボイス)があるとさらに信頼度アップ


これらの条件が揃っているバーキンであれば、委託販売を活用すればさらに高値での売却が可能になるケースも。


次の章では、実際の価格例をもとに「どれくらい定価を超えるのか?」を具体的に見ていきましょう。


実際のバーキン買取価格例で見る「定価超え」モデル

「本当に定価以上で売れるのか?」という疑問に対し、最も説得力を持つのが実際の取引価格です。


ここでは、バーキン25の人気カラー3色について、参考定価と買取価格の差を比較してみましょう。


モデル別参考定価と買取価格比較(2025年8月時点)

※価格はいずれも記事更新時点での参考値です。相場は市場状況により変動する可能性があります。


このように、特にバーキン25は人気カラーかつ新品であれば、定価を大きく上回る価格での売却が十分に期待できることが分かります。

また、「使わずに保管していた」という方にとっても、モデルや刻印の条件が合えば、購入時の定価を大きく上回るリターンが見込めるケースがあります。


特に最新刻印かつ状態が良好なモデルは、相場でも高い評価を受けやすく、100万円以上の差益につながることもあります。


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バーキンを定価以上で売るには「委託販売」という選択肢も

「定価以上で売れる可能性があるのは分かったけれど、どうやってそれを実現するの?」

──そんな方にぜひ知っていただきたいのが、「委託販売」という売却手段です。


買取と委託販売の違いとは?

バーキンを売却する方法には、大きく分けて「買取」と「委託販売」の2つがあります。それぞれの特徴を比較すると、目的やスタンスに応じて選ぶべき方法が見えてきます。


買取は、査定額がそのまま売却価格となり、スピーディに現金化できる点が魅力です。


一方、委託販売では店舗と相談しながら希望価格を設定できるため、より高額で売れる可能性があるのが最大のメリットです。


ただし、販売が成立するまでには一定の時間がかかるため、「高く売れるなら、多少時間がかかっても構わない」という方に向いています。


委託販売の流れ(例:XIAOMAの場合)

  1. 査定を依頼(LINE・店頭・宅配に対応)
  2. 希望売却価格を相談(相場とのバランスを見て設定)
  3. 委託契約後、店頭・ECなどで販売開始
  4. 成約後に入金


実例:買取より高く売れたケースも

例えば、ある中古バーキン30が、通常の買取では100万円の査定だったところ、委託販売を選んだことで130万円で成約した事例もあります。


このように、多少時間はかかっても「本来の価値を反映した価格」で売却したい方には、委託販売が非常に有効な選択肢となります。


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次の章では、委託販売を選ぶ際にも重要となる「準備のポイント」について解説します。


より良い価格で売るために、今からできることを見ていきましょう。


バーキンを定価以上で買い取ってもらうための準備

バーキンを「なるべく高く、できれば定価以上で」売却するためには、査定に出す前の準備が意外と大切です。


ここでは、実際に価格に影響を与えやすい3つのポイントをご紹介します。


1. 状態を整える(保管・簡易ケア)

バッグの状態は、買取価格に直結する大きな要素です。


とくにバーキンのような高額アイテムでは、細かな擦れや保管ジワが評価に影響することも。

  1. 使用後は必ず乾いた布で汚れを拭き取る
  2. 保管時は中に詰め物をして型崩れを防ぐ
  3. 湿気や直射日光を避けて保管する(箱・布袋に入れる)


※無理に自分でメンテナンスせず、気になる場合は専門店に相談するのが安心です。


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2. 付属品・購入証明書を揃える

査定時には、バッグ本体だけでなく以下の付属品が揃っているかどうかも重要です。

  1. 箱、保存袋、カデナ、クロシェット、鍵
  2. 購入時のレシートやインボイス(あれば信頼性UP)


これらが揃っていれば、「フルセット扱い」として高評価につながりやすく、特に委託販売では価格交渉の材料にもなります。


3. 売るタイミングを見極める

相場は日々動いていますが、バーキンの場合は以下のようなタイミングで相場が強気になりやすい傾向があります。

  1. エルメスの定価改定直後(価格上昇の影響)
  2. 年度末や決算期(富裕層の買い替え需要が活発)
  3. 円安傾向時(海外バイヤーの動きが強くなる)


また、新しい刻印が出回り始める前に売ることで、旧刻印の価値が下がる前に手放す判断も有効です。


バーキンを定価以上で売るなら「選択肢」を持つことが重要

ここまでご紹介してきたように、バーキンを定価以上で売却するためには、相場・状態・タイミング・売却手段といった複数の要素が複雑に絡み合っています。


一番大切なのは、「今すぐ売る」か「時間をかけて高く売る」かという方針を自分の中で明確にすることです。

  1. すぐに現金化したい → 買取でスピード重視
  2. 少し時間がかかっても高く売りたい → 委託販売で希望価格を目指す


そして、それぞれのルートで自分のバーキンがどれくらいの価値があるのかを知ることが、納得のいく売却の第一歩になります。


まずは今のバーキンの価値をチェックしてみませんか?

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  2. 委託販売について相談してみたい方はこちら → 売却戦略のご提案も可能です。


資産としての価値が見直されている今、バーキンを売ることは「手放す」ではなく「活かす」選択肢でもあります。


ぜひあなたの大切な1点に合った、最良の売却方法を見つけてください。


バーキンの高額買取のためのよくある質問(FAQ)

Q1. どんな素材・色のバーキンが高く売れますか?

A: 高額査定が狙いやすいのは、トゴやエプソンなど人気素材に、ブラック・エトゥープ・ゴールドなどの定番カラーを組み合わせたモデルです。


さらに、ゴールド金具や刻印が新しいモデルは、リセール市場でも評価が高くなる傾向があります。


Q2. 定価以上で売れるのは新品だけですか?

A: 新品や未使用品の方が定価超えの可能性は高まりますが、美品レベルでも定価に近い価格がつくことはあります。


特に付属品が揃っていて、人気カラー・サイズであれば、高額査定が期待できます。


Q3. 委託販売ってどのくらい時間がかかりますか?

A: 売却までの期間は、数週間〜数ヶ月程度を見込んでおくとよいでしょう。


もし売却成立まで長期間かかることがご不安な場合は、即日売却実績のあるXIAOMAまでご相談ください。


価格相談など柔軟な対応も可能です。


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Q4. バーキン30や35も定価以上で売れることはありますか?

A: バーキン30は人気サイズのため、状態が良ければ定価に近い価格になるケースがあります。


ただし、バーキン35・40になると市場の需要がやや限られるため、定価を超える価格での売却は比較的まれです。


一方で、素材やカラーによっては例外もあるため、まずは査定で確認するのが確実です。