「高額でも“資産になるなら買っておきたい”」──そんな理由から、エルメスのバッグを選ぶ人が増えています。実際、人気モデルの中には定価を大きく超えて中古で取引されるものや、数年で数十万円以上も値上がりしているモデルも。
本記事では、エルメスを“使うだけのバッグ”ではなく、持つことで価値が高まる「資産」として考える視点から、2025年現在価値が落ちにくい注目モデルTOP5をご紹介します。
「これから買うなら、どのモデルがいいの?」「持っているバッグ、今売ったらいくらになる?」──そんな疑問にもお応えできる内容です。購入・売却を検討されている方はもちろん、エルメスを長く楽しみたい方も、ぜひ最後までご覧ください。
エルメスのバッグが「資産価値がある」といわれる理由には、明確な根拠があります。ここでは、その代表的な3つの要素をわかりやすくご紹介します。
エルメスのバッグは、数あるラグジュアリーブランドの中でも定価の値上がり率が高いことで知られています。たとえばバーキン30(トゴ素材)は、2019年には約132万円だった定価が、2025年には約206万円に。6年間で約55万円以上、40%近い上昇を見せています。
これは単なるインフレではなく、ブランド戦略や希少性を背景とした“価値の引き上げ”といえるもので、今後のさらなる上昇も期待されるポイントです。
エルメスのバッグは、欲しいと思ってもすぐに買えるわけではないという点で特異です。特にバーキンやケリー、ミニケリーなどの人気モデルは、正規店での購入が非常に難しく、購入には長期的な信頼関係や運が必要とされます。
この「買えない」状況が、中古市場におけるプレミア価格の形成を後押しし、結果として“持っていること自体が価値”という資産性に直結しています。
一般的なバッグは、一度使えば価値が下がるもの。しかしエルメスの人気モデルでは、使用済みのAランク品でも定価以上で売却できることがあるのが大きな特徴です。
たとえばケリー25やミニケリー2は、状態が良ければ定価の1.2〜1.5倍以上で販売・買取されるケースも。新品未使用や限定カラーであれば、2倍以上のプレミアがつく例も珍しくありません。
これは「資産性の証拠」ともいえる現象であり、購入時点で「資産を持つ」という意識が働く理由の一つです。
このように、エルメスのバッグは「価格が上がる」「買えない」「価値が下がらない」という三拍子が揃っており、単なるラグジュアリーアイテムではなく、実質的な資産として成立する存在となっています。
「せっかくエルメスを買うなら、将来的にも価値が落ちにくいモデルを選びたい」
そんな方のために、ここでは2025年現在の市場動向・定価・中古価格・買取相場をもとに、資産価値が高いと評価されているエルメスのバッグTOP5をご紹介します。
中古でも定価を上回る価格で流通しているモデルや、今後の値上がりが期待される“資産バッグ”を中心にピックアップしています。
※本記事に記載している価格はすべて、記事更新時点での参考値です。モデル・素材・カラー・状態・流通タイミングなどにより変動する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
エルメスの中でも最も資産性が高いモデルの一つとされるのがケリー25です。小ぶりなサイズ感と気品あるデザインは、年齢やスタイルを問わず幅広い層に支持されており、中古市場でも常に高水準の取引価格を維持しています。
ケリー25には「内縫い」と「外縫い」の2タイプがありますが、それぞれに異なる魅力と資産価値があります。
市場においてはどちらが“上”とは一概に言えませんが、いずれも定価を大きく上回る価格での取引が続いており、「持っているだけで価値がある」バッグとして評価されています。
約2,500,000円〜3,500,000円
約2,900,000円〜3,200,000円
▶︎人気・希少性・再販性の三拍子が揃った、文句なしのNo.1資産バッグです。
エルメスの象徴的存在であるバーキンの中でも、25サイズは最も資産性が高いサイズ。需要の高さに対して供給が追いついておらず、人気カラーや金具違いでは定価の2倍超えで販売されるケースもあります。
未使用〜展示品:定価の1.5〜2.0倍
※人気モデルでは300万円台も多数
約2,600,000円〜2,800,000円
▶︎ 将来の価格上昇も視野に、今買っておきたい本命候補。
いまや「幻のバッグ」とも言われるミニケリー2(通称:ミニケリー)は、定価での入手が極めて難しく、常にプレミア価格で流通。小型+斜めがけ可能+高級感という三要素が、幅広い世代に支持されています。
約3,000,000円〜4,500,000円
▶︎ 正規での入手困難度No.1。保有するだけで価値が上がる可能性すらある資産バッグです。
クラシカルなデザインとクロスボディの実用性を兼ね備えたコンスタンスミニは、根強い人気を持つモデル。特にブラック×ボックスカーフ×ゴールド金具の組み合わせは、中古市場でも高評価。
約1,600,000円〜1,800,000円
▶︎ 価格の伸び代もあり、初めての資産バッグとしてもおすすめ。
▶︎エルメス専門店 XIAOMAでコンスタンスミニを探してみる
収納力とステータス性のバランスが良く、長年にわたって安定人気を誇るバーキン30。直近6年間で定価が約40万円以上上昇しており、“持つことで価値が上がる”代表格でもあります。
トゴ/トリヨン:2,057,000円(2025年)
未使用品:定価の1.3〜1.6倍
→ 状態・カラー次第で300万円超えも
約2,700,000円〜3,000,000円
▶︎ 長く持つなら、今買っておく価値あり。安定型の資産バッグとして優秀です。
これまでにご紹介したTOP5モデル以外にも、近年のトレンドや流通量、使用ニーズの高まりから「今後、資産価値がさらに上がる可能性がある」と注目されているモデルがあります。
ここでは、現時点で定価と中古価格の差が縮まりつつあるモデルや、希少性・実用性・ブランド内での再評価が進んでいるバッグをピックアップしました。
クラシックな美しさとコンパクトなサイズ感が魅力のボリード1923(ミニ・25など)は、2023年ごろからじわじわと人気が高まり、再販市場でも状態が良ければ定価に迫る価格で取引されるケースが増えています。
とくにブラック×ゴールド金具などの定番仕様は、実用性と希少性を兼ね備えており、今後「資産バッグ」としてランクインしてくる可能性も。
▶︎XIAOMA公式オンラインストアでボリード1923を見てみる
“ミニバッグトレンド”の流れを受けて、エヴリンTPM(通称:ミニエヴリン)の人気も右肩上がりです。
元々カジュアルな位置づけだったこのモデルですが、近年はカラーバリエーションやストラップの組み合わせでコーデの主役アイテムとして使われることも多く、中古市場での取引価格も上昇傾向に。
定価は比較的手頃ですが、状態が良い人気カラーであれば定価の1.2倍前後で販売されるケースもあり、今後に期待が持てます。
▶︎XIAOMA公式オンラインストアでエヴリンTPMを見てみる
一見シンプルでカジュアルな印象のエールバッグジップですが、実は「定番化と廃盤」を繰り返してきた歴史を持つモデルです。その背景から、一部カラーやサイズでは市場での評価が高まりつつあります。
現在はジップ仕様の利便性や素材の軽さが再評価されており、ブラック×カーフや、レアカラー・限定トワルでは中古価格が定価に迫るケースも。
「軽くて使いやすい×ブランド性が高い」ことから、実用と再販を両立できる“堅実型資産バッグ”として注目されています。
▶︎XIAOMA公式オンラインストアでエールバッグジップを見てみる
このように、「資産価値の芽を持つ」モデルはまだまだ存在します。
これからの数年でどのモデルが定価以上のリセール価格を実現するか──早めに注目しておくことが、“資産としてのエルメス選び”の第一歩です。
「エルメスを買うなら、できるだけ価値が落ちにくいものを選びたい」
そんな方に向けて、ここでは“資産性の高いエルメスバッグを見極める3つの視点”をご紹介します。
初めてのエルメス選びでも後悔しないための、基本かつ本質的な判断軸です。
中古市場で安定した人気と高リセールを誇るのは、ケリー25・バーキン25・ミニケリー・コンスタンスミニなどの小ぶりなモデルです。
「エルメス=大きなバッグ」というイメージを持っている方ほど、このサイズ感の重要性を知っておくと失敗を防げます。
資産性を意識するなら、価格と再販性のバランスが取れた素材選びが鍵になります。
迷ったときはまず「エプソン」や「トゴ」などの安定素材から入るのが基本ですが、将来的に価値上昇を狙うなら、エキゾチック素材に目を向けるのも一手です。
エルメスではカラーによって再販価格が大きく変わることも珍しくありません。資産性を重視するなら、リセール需要が安定している“3大定番カラー”を選ぶのがセオリーです。
限定カラーやパステル系に惹かれる方も多いですが、資産性を第一に考えるならまずは「定番3色」から選ぶことをおすすめします。
これら3つの視点を押さえることで、エルメスバッグの選び方に「感覚」だけでなく戦略的な価値判断が加わります。
「持って楽しむだけでなく、いつか手放すときに資産になる」──そんな視点から、自分にとって最適な1本を選んでみてください。
▶︎ LINEで無料相談も受付中。モデル選びに迷ったらお気軽にご相談ください。
「もう使っていないエルメスがクローゼットにある」
「譲り受けたけれど、価値があるのか分からない」
そんな方こそ、一度ご自身のバッグの“今の価値”を確認することをおすすめします。
ここまでご紹介してきた通り、エルメスはモデルや状態によっては、想像以上の価格で売却できるケースも少なくありません。
ここでは、ご自身のエルメスバッグの資産価値を把握するための3つの方法をご紹介します。
まずは、お手持ちのモデルと近い現行モデルの定価を把握することから始めましょう。
ケリーやバーキンは年々定価が上がっているため、数年前の購入品でも現在の定価と近い、あるいは上回る金額で評価されることがあります。
▶︎ 最新のケリー・バーキン定価情報は「【バーキン vs ケリー】定価で見る違い」をご参考に。
次に見るべきは、現在市場でいくらで販売されているか(中古相場)です。
素材・サイズ・カラー・刻印・状態が近い商品を探してみることで、お持ちのバッグの“中古市場での売れやすさ”や“想定価格帯”をある程度予測することができます。
特に人気カラー(ブラック、ゴールド、エトゥープ)や25サイズ、限定仕様などは、想定以上の価値がつくことも。
最も正確に価値を把握するには、専門の鑑定士による査定を受けるのがベストです。
XIAOMAでは、写真を送るだけで完了するLINE無料査定を実施しており、状態や仕様をもとに丁寧に相場をお伝えします。
「まだ売るか決めていない」という方でも、価値を知っておくだけで選択肢が広がります。
▶︎ LINEで今すぐ無料査定
いまの価値を知ることは、“いつ売るべきか”を判断するための第一歩です。
思いがけず高く売れることが分かれば、新しいバッグの購入や、委託販売などの選択肢にもつながります。
エルメスのバッグは、単なるラグジュアリーアイテムではなく、「持って楽しみながら価値を保つ」ことができる、非常に稀有な存在です。
選ぶモデル・素材・サイズ・カラーによって、その後の資産価値は大きく変わります。
たとえば同じケリーでも、25サイズや人気カラーを選べば数年後に定価以上で売却できる可能性も。逆に、珍しいカラーや大きめサイズでは、相場が不安定になるケースもあります。
また、エルメスはブランドとしても定価改定を繰り返しており、年々“持っているだけで価値が上がる”という傾向が強まっているのも事実です。
「いま手に入れて、しばらく使い、将来的に手放す」
この循環が成り立つのは、エルメスというブランドの信頼性と、再販市場での確固たる地位があるからこそ。
資産として“使える”バッグを、どう選び、どう活かすか。
その目線を持つだけで、エルメスとの付き合い方はもっと自由で、価値あるものになります。
XIAOMAでは、エルメス専門スタッフが、購入時のモデル選びから売却・委託販売まで丁寧にサポートしています。