エルメスのエキゾチックレザーバッグにCITES証明書を

クロコダイル、アリゲーター、リザードなどエルメスのエキゾチックレザーくらい魅力的なバッグは中々ありません。 しかし、海外で道行く人が振り返るそんなバッグを所有するには、ちょっとした事前準備が必要です。そのために欠かせない必要なものはCITES証明書で、ちゃんと計画を立っておけば、エルメスのエキゾチックレザーを持って旅行できるし、問題なく出発できるんです。

 

CITES証明書って何?

「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関するワシントン条約」は「CITES」とも言われています。絶滅危惧種の国際取引を防止するために発行される書類です。あなたのエキゾチックレザーバッグが非合法ではないことなどを証明してくれます。 

 

どうしてCITES証明書が必要なの?

CITES証明書は、海外旅行でバッグを入国させるIDカードのような役目を果たしてくれます。 国によってCITES証明書についての規則が違うので、旅行前に関係する機関に事前に確認しておくのがおすすめ。 国によっては、CITES証明書が必要ない場合もあるし、追加の文書がさらに必要な場合もあります。 税関で質問責めされるのを避けるために、旅行や荷物発送をする前に書類が整っているか確認しておきましょう。

 

“CITES証明書は、海外旅行でバッグを入国許可させるIDカードのような役目を果たしてくれます”

旅行中にCITES証明書を持ち歩かないリスクって?

CITES証明書がないと、旅行をするときに沢山のリスクが。旅行でエルメスのエキゾチックレザーバッグを持ち歩けなくなったり、バッグがしばらく収容されたり、そのまま取り上げられてしまう場合もあります。 こんなトラブルを回避して、面倒事なしの旅行を楽しみたいなら、有効なCITES証明書を持っているかどうか確認しておきましょう。

 

CITES証明書はどうやって手に入れたらいいの?

中古市場では、一部のエキゾチックレザーバッグにちゃんと有効なCITES証明書が付いています。エルメスから直接購入する場合は、エキゾチックレザーバッグを購入するときにCITES証明書をつけてもらうようにお願いできます。

願いしてから証明書が到着するまで数週間かかることがあるので、その時間をあらかじめ計算にいれておきましょう。「CITESが必要」ということ、「プライベートで旅行する」こと、そして「バッグを海外で販売しない」ことをエルメスに納得してもらうのに少し時間がかかる場合も。


再販市場で購入するときには、バッグにCITESがついてくるか確認しましょう。 ついていない場合は、国際郵便で郵送される間やバッグを持って海外旅行するとき、税関で止められる可能性があるので注意しましょう。


最悪の場合、バッグが没収されたり破壊されてしまいます。 とても稀ですが、全くないことではないようです。 バッグが出発する国と到着する国の税関に関する法律を事前に調べておくのがおすすめです。

 

“面倒事なしの旅行を楽しみたいなら、有効なCITES証明書を持っているのを確認しましょう”

どのエキゾチックレザーに CITES 証明書が必要なの?

エルメスのリザード、アリゲーター、クロコダイル、または一部のヴィンテージバッグに使用されている象などの特別なレザーには、有効なCITES証明書が必要です。 エルメスのオーストリッチ(ダチョウ)を使ったバッグやアクセサリーには必要ありません。


旅行の計画を最終的に固めたり、バッグやアクセサリーを発送する前に、必要なものがないか地元のお役所に確認しましょう。 こういった規則は変更される可能性があるので、税関でバッグを取り上げられてしまう事態になるより、直接確認をとっておくのがベストです。

 

CITES証明書はエキゾチックアクセサリーにも必要?

必要です、エルメスのエキゾチックレザーバッグが旅をするためには政府の許可が(CITES証明書という形で)いるのと同じく、ベルト、財布、帽子、エキゾチックレザーの飾り(トリムなど)があるエキゾチックアクセサリーにも許可が必要なんです。