エルメスの中でも特に格式あるアイコンバッグ「ケリー」。その気品ある佇まいと資産価値の高さから、近年ますます注目を集めています。とはいえ、ケリーの定価はサイズや素材、モデルによって大きく異なり、2025年現在も価格改定が続いています。
そこで本記事では、「エルメス ケリー定価2025年最新版」を、サイズ・素材別に一覧でご紹介。あわせて過去との価格推移や中古市場での相場、リセールバリューまで丁寧に解説します。
ケリーの購入を検討中の方はもちろん、お持ちのバッグの価値を知りたい方にも役立つ内容です。ケリーは単なる「憧れ」ではなく、賢く選べば長く価値を保てる資産でもあります。購入や買取のタイミングを見極めるためにも、ぜひ本記事をお役立てください。
本記事をお読みの方なら、ケリーの定価が高額であることをすでにご存知でしょう。
しかしその背景を知ることで、ケリーにどのような価値があるのかをより深く理解でき、購入や買取の際にも役立ちます。
エルメスのケリーが高額である理由は、単なる「ブランドネーム」にとどまりません。
第一に、ケリーはひとつひとつが熟練職人による手作業で生み出されるバッグであり、完成までに数十時間を要することもある精密な製品です。
さらに流通数の少なさも、希少性を高める要因のひとつ。特に人気カラーやミニサイズは入手難易度が高く、需要が供給を上回ることで、正規店の定価で手に入れることすら難しい現状があります。
また近年では、「ケリーは資産になるバッグ」としての注目も高まっており、価格上昇と共にリセール市場での価値も安定して高い傾向にあります。こうした背景が、ケリーの高価格を正当化し、それを支える価値の本質でもあるのです。
エルメス ケリーの定価は、公式サイトなどで明確には公開されていません。これは、エルメスが一部の製品において価格の開示を控える方針を取っているためで、定価情報は店頭や顧客との対話の中で個別に共有されるケースが多いようです。
また、ケリーは常に店頭に並んでいる商品ではなく、購入のタイミングや案内は、顧客ごとの関係性や店舗の状況によって異なることがあります。そのため、初めて購入を検討されている方にとっては、入手までの流れが見えづらいと感じるかもしれません。
こうした背景から、ケリーの価格帯を把握したい場合は、信頼できる専門店や実績あるリセールショップの情報を参考にするのも一つの方法です。
ここでは、2025年最新のエルメス ケリーの定価を、サイズ・素材・モデルごとに整理してご紹介します。
モデル選びや予算設計の参考になるよう、できるだけ具体的な価格情報を掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
エルメス ケリーは、サイズによって定価が異なります。代表的な展開としては「ケリー25」「ケリー28」「ケリー32」「ケリー35」などがあり、サイズが大きくなるほど素材の使用量も増えるため、価格も高くなる傾向にあります。
また、サイズは単なる見た目の違いだけでなく、ライフスタイルや用途に直結する重要な選択要素です。たとえば、小ぶりで可愛らしい印象のケリー25は近年非常に人気があり、需要に対して供給が限られていることから、中古市場でも定価以上で取引されるケースも珍しくありません。
以下に、2025年現在確認されている代表的なサイズ別の定価を一覧にまとめました。
※上記価格は記事更新時点の参考価格です。定価は購入時の為替レート、素材、仕様などによっても変動しますので、最新の情報は店頭にてご確認されることをおすすめします。
ケリーの定価は、サイズだけでなく使用される素材によっても変動します。たとえば、トゴやエプソンといった一般的なレザーに比べて、クロコダイルやリザードなどのエキゾチックレザーは非常に高額です。
特にポロサス(クロコダイル・ポロサス)は、ケリーの中でも最上級の位置づけにあり、定価でも900万円台に達することがあります。また、ミニサイズのケリーやポシェットケリーなどに使われることも多く、小さなサイズでもエキゾチック素材なら価格は跳ね上がります。
以下は代表的なケリー25の素材別の価格帯です。※記事更新時点での参考値
素材によってバッグの印象や軽さ、耐久性も異なるため、価格だけでなく使い心地や見た目の好みも踏まえて選ぶことが大切です。
▶︎エルメス製品に使用される素材一覧とそれぞれの特徴について知りたい方はこちらもお読みください
近年、特に注目を集めているのが「ポシェットケリー」や「ミニケリー(ケリー20)」などのコンパクトなケリーシリーズです。小ぶりで可愛らしい見た目に加えて、フォーマルにもカジュアルにも合わせやすいデザインが、多くのエルメスファンの心をつかんでいます。
中でもポシェットケリーはクラッチ感覚で持てるスタイルが人気で、定価はスイフト素材で941,100円(※2024年情報)。一方、ミニケリーはストラップ付きで斜めがけも可能な実用性の高さから、定価約160〜170万円ほどでも非常に高い人気を誇ります。
さらに、これらのモデルにクロコダイルなどのエキゾチックレザーが使われると、定価が一気に400万円〜600万円超に跳ね上がります。
これらの小型モデルは、そもそもの入荷数が少なく、正規店で出会える確率も低いため、中古市場でもプレミア価格で取引される傾向があります。
ケリーの価格は、ここ数年で大きく変動してきました。
この章では、過去の定価推移を振り返りながら、価格が上昇する理由や背景について詳しく解説します。
価格変動の傾向を知ることは、将来的な売却や買い時の判断にもつながります。
エルメスのケリーは、年々価格改定が行われており、特にここ数年は上昇傾向が顕著です。これはエルメス全体としてのブランド価値の見直しや、原材料価格の高騰、為替の影響など複合的な要因によるものと考えられます。
以下は人気のケリー25(トゴ内縫い、エプソン外縫い)の定価推移をまとめたものです。
近年は毎年のように価格改定が行われており、2023年から2025年にかけては約15〜25万円の値上がりが見られます。特に2024年は、素材価格や為替の影響も加わり、モデルによっては前年比17%以上の上昇となっています。
このように、ケリーは“いつか買おう”と考えているうちに定価が上がってしまうことも珍しくないため、購入を検討している方は、価格推移の流れも意識したうえでタイミングを見極めることが大切です。
エルメス ケリーの定価が年々上昇している背景には、いくつかの要因があります。
まず大きな影響を与えているのが、世界的な需要の高まりです。エルメスは全世界で人気を集めており、とくにケリーやバーキンといったアイコンバッグは、どの国でも入手が難しく、限られた数をめぐって需要が集中する状況が続いています。
さらに、近年では為替の変動も価格に大きく影響しています。エルメスはフランス発祥のブランドであるため、円安が進行すれば日本国内での定価は上がりやすくなります。
また、使用されるレザーや金具といった原材料の価格高騰や、職人による手作業の生産体制を維持するためのコスト上昇も、価格改定の要因とされています。
これらの要因が複合的に重なり、ほぼ毎年価格改定が行われているというのが実情です。
「ケリーの定価はわかったけれど、中古ではいくらで取引されているの?」という疑問をお持ちの方も多いでしょう。
ここでは、中古市場における価格帯や人気の傾向、委託販売での実績をもとに、リセールバリューの実態をご紹介します。
エルメス ケリーは、新品での入手が難しいこともあり、中古市場でも非常に活発に取引されているモデルです。特に人気サイズは、定価を上回るプレミア価格で売買されるケースも珍しくありません。
中古価格はコンディションや付属品の有無、刻印年(製造年)によっても変動しますが、サイズによる相場の傾向は以下のとおりです(2025年時点の参考価格)。
サイズ別 中古相場(特殊素材を除く状態良好品の場合の目安)
なお、素材やカラーによって価格帯はさらに上下するため、正確な査定には専門の鑑定が必要です。
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ケリーのリセール価格は、サイズや状態だけでなく、「素材」と「カラー」によっても大きく左右されます。特に人気の素材や定番カラーは安定した需要があり、中古市場でも高額査定につながりやすい傾向があります。
素材やカラーによっては「定価以上」で売却できるケースもあり、ケリーは“使える資産”としての価値を持つバッグと言えます。
お持ちのケリーを少しでも高く売却したい方におすすめなのが、「委託販売(預かり販売)」です。お手持ちのバッグを店舗に預け、販売が成立した段階で代金を受け取る仕組みで、通常の買取より高額での売却が実現しやすい方法です。
XIAOMAでは、エルメスバッグを専門に扱う販売チャネルを活かし、国内外の顧客に向けて委託販売を行っています。以下は、過去の委託販売で実際に取り扱ったケリーバッグの一例です。
委託販売では販売期間や希望価格の設定、販路の選定も重要ですが、XIAOMAではエルメス専門スタッフが丁寧にヒアリングし、適正価格での販売サポートを実施しています。
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エルメスを代表する2大バッグ「バーキン」と「ケリー」。
この章では、両者の定価や中古価格、資産性の違いを比較しながら、選び方の参考になる情報をお届けします。
「バーキン」と「ケリー」はいずれも格式あるエルメスの人気モデルですが、定価にはモデルごとの明確な違いがあります。
たとえば、同じ素材・サイズの場合、バーキンのほうがやや高めに設定されている傾向があります。これは、バーキンのほうが持ち手やフラップ構造などパーツ点数が多く、製造工程も複雑になるためです。
参考:2025年時点の定価イメージ(トゴ素材)
サイズ | ケリー(内縫い) | バーキン(内縫い) |
25cm | 1,859,000円 | 1,881,000円 |
28cm(ケリー)/30cm(バーキン) | 1,969,000円 | 2,057,000円 |
また、ケリーは「ミニ」「ポシェット」など、バリエーションが豊富な点も価格差に影響します。一方バーキンは素材やサイズによって定価が上下しますが、モデル自体のバリエーションは比較的少ないです。
どちらを選ぶか迷った場合は、見た目の印象・使い勝手・今後の資産価値も含めて検討するとよいでしょう。
バーキンとケリーは、どちらも高い人気とリセール価値を誇りますが、流通数や市場での需要バランスから見ると、それぞれに異なる特徴があります。
まず希少性という点では、ケリーの方が「正規店での入手難易度が高い」と言われることが多く、特にケリー25やミニケリーなどの人気モデルは、店舗での案内を待ってもなかなか入手できないことがあります。
一方バーキンは、流通量がケリーよりやや多く、サイズやカラーによっては中古市場でも比較的安定して入手可能です。
リセールバリューの面では、ミニケリー・ポシェットケリーといった小型モデルが特にプレミア価格で取引されやすく、状態が良ければ定価を超える価格で売却できる可能性が高いです。
バーキンはケリーに比べてサイズ展開が大きめで、30・35サイズが主流となるため、使用感が出やすく、コンディションが査定に与える影響も大きくなる傾向があります。
どちらも資産価値のあるバッグですが、よりコンパクトで希少性の高いケリーの一部モデルにプレミアが集中しやすいというのが、近年の市場動向です。
定価や中古価格を知った上で重要なのが、購入や売却のタイミングをどう見極めるか。
ここでは、ケリーの賢い選び方・手放し方のヒントや、資産としてケリーをどう活用できるかの視点も解説します。
ケリーバッグを「いつ買うか・いつ売るか」は、数十万円単位での損得を左右する重要なポイントです。
特に定価が年々上昇している現在、価格改定前に購入するか、リセール価値がピークに近いタイミングで売却するかが大きな分かれ目になります。
タイミングを読むのは簡単ではありませんが、「今売ったらいくらになるのか」「いつ買うと最も価値が高いのか」を知るには、信頼できる専門店に相談することをおすすめします。
XIAOMAでは「いつ売るべき?」からご相談が可能です。まずはお気軽にご相談ください。
エルメスのケリーは、単なるファッションアイテムを超えた「資産価値を持つバッグ」として近年ますます注目を集めています。特に人気サイズ・カラー・素材のモデルの新品・未使用品は、定価以上で売却されるケースが多く、価格改定のたびに市場価値が見直される存在です。
たとえば、定番のケリー25(トゴ素材)は、ここ数年で定価が約40万円以上上昇しており、状態の良い中古品が定価を超える価格で取引されることも珍しくありません。
また、リセール市場が整備されてきたことで、売却の選択肢も増えています。専門店での買取や委託販売、海外販路を活かした販売チャネルなどを活用すれば、安心して現金化することが可能です。
もちろん、すべてのケリーが「資産になる」とは言い切れませんが、保管状態やモデル選びに気を配ることで、“持っているだけで価値を保つ”アイテムに育てることは十分に可能です。
バッグを“使うもの”から“守るもの”へ。そんな価値観の変化に応える選択肢として、ケリーは非常に優れた存在といえるでしょう。
ここまで、2025年最新のエルメス ケリーの定価情報や、素材・モデルごとの価格差、過去からの価格推移、中古相場、リセールバリューなどを幅広くご紹介してきました。
ケリーは、ただのラグジュアリーバッグではなく、持つ人の目利きや選択によって“資産”にもなり得るアイテムです。だからこそ、「今、いくらで売れるのか」「今後、どれだけ価値が上がりそうか」を知ることは、ご自身の資産を守るという意味でも非常に重要です。
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