クローゼットに眠ったままのエルメスの「アリーヌ」。昔はちょっとしたお出かけにも活躍していたけれど、最近は出番がなくなってきた──そんな方も多いのではないでしょうか。
実は今、アリーヌはその希少性とミニバッグ人気の追い風を受け、中古市場でも注目を集めているモデルのひとつ。
特にミニサイズや限定カラーは高値で取引されるケースもあり、「昔のバッグだけど売れるのかな…」と感じていた方にとっても、今が売却の好機かもしれません。
本記事では、エルメスのアリーヌを手放す際に知っておきたい買取相場の目安や高く売るためのポイント、さらに信頼できる買取店の選び方まで、エルメス専門店のプロの視点でわかりやすく解説します。
画像出典元:エルメス
エルメスのアリーヌ(Aline)は、シンプルで実用的なデザインと、ブランドならではの上質さを兼ね備えたショルダーバッグです。
もともとはお得意様向けの限定モデルとして展開されていましたが、2020年春夏コレクションより一般販売がスタート。
それでも流通量は少なく、日本では抽選販売や店舗限定販売も多く、今なお入手困難なモデルとして知られています。
アリーヌの特徴的なデザインは、馬の飼料袋(干し草入れ)をモチーフにしたもの。
フラップや留め具のないフラットな本体に、穴(ハトメ)を開けてレザーストラップを通しただけという、非常にミニマルな構造が魅力です。
素材は、エルメスらしいクラフツマンシップを感じさせる仕様で、以下のようなバリエーションがあります:
いずれのモデルも、表面には「HERMÈS SELLIER PARIS」のプリントロゴが入り、ナチュラルな素材感と調和した上品なアクセントになっています。
アリーヌにはいくつかのサイズ・バリエーションがあり、ライフスタイルや用途に合わせて選ばれてきました。
特にアリーヌミニは近年のミニバッグ人気の流れと合致し、若い世代を中心に高い需要を誇っています。
次のセクションでは、こうしたモデル別のアリーヌが、中古市場でどの程度の価格で取引されているのか、買取相場の目安をご紹介します。
エルメスのアリーヌは、流通量の少なさと希少性から、中古市場でも比較的高値で取引される傾向があります。特に、近年人気が高まっているミニサイズのアリーヌは、小さなバッグを探している若年層からの需要もあり、買取価格が高騰しやすいモデルです。
ここでは、現在確認されている参考買取相場の目安を、サイズ別にご紹介します。
※買取価格は状態・付属品・素材・カラー・流通状況によって変動します。以下はあくまで目安としてご覧ください。
また、アリーヌの中でも「HERMÈS SELLIER PARIS」ロゴ入りモデルや、ブラック・ルージュ系などの人気カラーは、買取価格が数万円単位で上がるケースもあります。
次のセクションでは、さらにどのようなポイントが査定額に影響するのか、具体的なチェックポイントを解説していきます。
同じアリーヌでも、状態や仕様によって査定額には差が出ます。ここでは、買取価格アップにつながりやすいポイントを5つに整理してご紹介します。
近年のミニバッグブームの影響で、アリーヌミニは特に高く評価される傾向があります。若年層からの支持も厚く、「斜め掛けできるサイズ感」「軽さ」「ファッション性」が高いニーズを生み出しています。
状態が良好であれば、通常サイズよりも数万円以上高く査定されることもあります。
アリーヌはキャンバス素材のため、角スレや黒ずみ、毛羽立ちが起きやすいバッグでもあります。
また、レザーストラップ部分も経年による変色やひび割れが起こるため、査定時には大きな判断材料に。
特に高く評価されるポイント
アリーヌには複数のカラーバリエーションがありますが、中でもブラック系・ルージュ系・ベージュ系は市場で安定した人気があります。
また、近年ではオールスイフトレザー仕様のアリーヌミニなど、希少性の高い素材のモデルも登場しており、それらはより高い査定になるケースも。
エルメスのバッグは、箱・保存袋・タグなどの有無が査定額に影響します。とくにアリーヌのようなシンプルな構造のバッグは、付属品の有無が再販価値に直結するため、意識して保管しておくのがベストです。
アリーヌは流通数が少ないため、需要の高まりや市場の在庫不足により相場が動きやすいモデルです。
とくにSNSでの露出増やミニバッグトレンドの波に乗ったタイミングは、数万円単位で査定額が変動することも。
売却を検討している場合は、「今が売り時かどうか」を見極めるのも重要なポイントです。
次のセクションでは、こうした「売り時」の目安を踏まえながら、アリーヌがなぜ今注目されているのか?相場やトレンドの視点から詳しく解説します。
エルメスのアリーヌは市場での流通量が少なく、中古市場に出回る機会も限られているバッグです。
そのため、一定の需要がある中で在庫が枯渇しているときには、相場が一時的に大きく上がるケースもあります。
ここでは、「なぜ今アリーヌの注目度が高まっているのか?」を相場・流通・トレンドの観点から整理してみましょう。
アリーヌはもともとお得意様向けに数量限定で展開されていた経緯があり、2020年に一般販売が開始された後も、店舗やオンラインでの取り扱いは非常に限られていました。
日本国内でも定価購入できた人はごく一部という状況なので、状態の良い中古品は“希少な出会い”として高評価される傾向にあります。
ファッション市場ではここ数年、「ミニバッグ」がトレンドの中心にあり、エルメスのアリーヌミニもその流れに乗って注目度が上昇しています。
といった魅力から、若い世代や感度の高い層を中心に指名買いされており、中古市場でも人気は安定しています。
エルメスは毎年価格改定を実施しており、
という価格帯になっています。今後さらに定価が上がることで、中古市場価格も連動して上昇する可能性があるため、買取市場でも注目度が高まっているのです。
こうした背景から、「使っていないけれど手放すのが惜しい」と思っていたアリーヌが、想像以上の価格で売れる可能性も十分あります。
次のセクションでは、そうしたアリーヌを売る際にどのような店舗を選べば安心か、おすすめの買取店の特徴をご紹介し
ます。
「アリーヌはそんなに高くは売れないだろう」と感じて、売却を後回しにしていませんか?
実は、エルメスに精通した買取店を選ぶだけで、想像以上の高値で売れるケースも少なくありません。
ここでは、アリーヌを納得して売るために、買取店選びで重視したいポイントを解説します。
アリーヌは流通量が少なく、素材や仕様も多岐にわたるため、一般的なブランド買取店では正しく価値を評価されないことも。
特に「ミニサイズ」「オールレザー」「限定カラー」などは、専門的な知識がなければ査定に反映されにくい傾向があります。
ポイントを押さえて買取店を選ぶと、後悔のない売却につながります。
アリーヌのようなレアモデルは、過去の取扱実績があるかどうかが査定額にも影響します。
「他の人がいくらで売っているのか」「どのモデルが評価されているか」を明示してくれる買取店なら、安心して任せられます。
たとえば、「状態の良いアリーヌミニで○万円の査定実績あり」など、実績ベースで話してくれる店舗がおすすめです。
すぐに売却したい方にはスピーディーな買取が向いていますが「できるだけ高く売りたい」「市場価格を見ながら検討したい」という方には委託販売という選択肢も有効です。
さらに、LINEやオンラインで簡単に査定依頼できるサービスがあると、時間をかけずに相場感を把握できるというメリットも。
エルメス専門店XIAOMA(ショーマ)では、アリーヌのような珍しいモデルでも買取査定を承っております。
といった特徴があり、「まずは相談してみたい」という方も安心してご利用いただけます。
画像出典元:エルメス
ここまでお読みいただき、「アリーヌって思ったより価値があるんだ」と感じた方も多いのではないでしょうか。
特に近年は、ミニバッグトレンドや流通量の少なさが相場を押し上げており、状態の良いアリーヌを「今」売るのはひとつのチャンスです。
査定と聞くと少しハードルが高く感じるかもしれませんが、スマホで写真を送るだけで簡単に相場を知る方法もあります。
XIAOMAでは、LINE査定を利用すれば自宅にいながら無料で査定が完了。委託販売も選べるので、「すぐに売るか迷っている」という方にもおすすめです。
長く使っていなかったアリーヌも、今の市場で再び輝けるタイミングかもしれません。
ぜひこの機会に、「いま、いくらで売れるのか?」をチェックしてみてはいかがでしょうか。
アリーヌのようなモデルは、ほかのエルメスバッグとのまとめ査定で高額査定が狙えることも。
今エルメスで高く売れるバッグについては、「エルメスで今高く売れるものランキングTOP5【2025年最新版】バーキン・ケリーの買取相場と売却のコツ」をご覧ください。